パイ生地シュークリームの作り方と栄養素のレシピと栄養素を徹底解説
今回は冷凍パイ生地を使ったシュークリームを作ります!
表面のサクサクとした食感のパイ生地と、口の中でとろけるクリームがびっくりするくらいよく合います。
1人あたりのカロリーはもちろん、その他主要栄養素、ミネラル類、ビタミン類の量も計算しています。一日分の推奨量に対する割合も載せていますが、こちらはヒトによって違うのでご参考程度に。
主な食材とその代表的な栄養素解説
主な食材
卵
卵には身体に必要な必須アミノ酸を多く含む良質なたんぱく質が豊富です。
また、卵黄には脂溶性ビタミンのビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKが豊富に含まれています。その他、ミネラルや鉄も豊富です。卵白はビタミンB2やカルシウムを多く含みます。
代表的な栄養素
ビタミンEは、抗酸化作用が非常に強いです。
血管を健康に保つほか、血中のLDLコレステロール酸化の抑制、赤血球の破壊を防ぐ作用もあります。また、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果があります。
材料 (6個分)
<シュー生地>
- 冷凍パイ生地 …150g
- 卵…2個
- 無塩バター…40g
- 牛乳…40ml
- 水…40ml
- 塩…1g
- 薄力粉…20g
- 強力粉…20g
<クリーム>
- 卵黄…1個
- 牛乳…100ml
- 薄力粉…15g
- 砂糖…15g
- 生クリーム…100ml
- 砂糖…20g
レシピ
<シュー生地>
- 冷凍のパイ生地を冷蔵庫で解凍していきます。
急ぎの場合は室温で解凍し、使用するまで冷蔵庫で保管してください。 - オーブンを200℃で予熱しておきます。
卵を割り、ほぐしておきます。
粉類はすべてふるっておいてください。 - クッキングシートを準備します。直径5cmの円を書いておきます。
(裏向きにして使います。鉛筆書きになるようであれば、2重にして円を映してもOKです) - 無塩バターは室温に戻しておく。
すぐ使いたい場合は、電子レンジで200W30秒加熱してください。 - 解凍したパイ生地を伸ばし棒で伸ばし、1辺5cmの正方形に切ります。
これを6枚作ります。 - ステンレス製のなべに無塩バター、牛乳、水、塩を加え、バターが完全に溶けるまで、中火で加熱します。
<Point>
塩を加えることで膨らみやすくなりますので、必ず1g加えてください! - 火を消し、6にふるった薄力粉、強力粉を一気に加え、しっかり混ぜ合わせます。
- 1分間再び中火で加熱します。
<Point>
なべ底に薄い層ができていれば問題ありません。この工程を固化といいますが、粉類にしっかり熱が伝わっていないと膨らみが悪くなります。層がみられない場合は追加で1分間加熱してください。 - ボウルに生地を広げ、ほぐした卵を少しずつ加えていき、混ぜ合わせます。はじめは馴染みにくいですが、しっかり混ぜ合わせてください。卵の量は目安となります。
<Point>
生地を持ち上げて形が逆三角形でとどまるくらいの固さになるまで卵を加えていきます。
卵を入れすぎると膨らみません。ここが一番の難関ですので注意が必要です!
また、卵を一気に加えてしまうと全く混ざらなくなります。必ず数回に分けて加えてください。 - 絞り袋に移して、クッキングシート上に絞っていきます。
ある程度高さが出るように絞ると形がきれいにまとまります。 - 霧吹きで3~4回水を吹きかけます。(分量外)
<Point>
水分の蒸発を利用して膨らみますので、しっかり吹きかけましょう! - カットしたパイ生地を上からのせ、形を整えます。
- 190℃20分、その後170℃で20分焼成していきます。
<クリーム>
- カスタードクリームを作ります。
牛乳をなべで加熱していきます。沸騰はさせないように注意してください。 - ボウルに卵黄と砂糖30gを加え、泡だて器でしっかり混ぜ合わせます。
- 2に薄力粉を振るい入れ、混ぜ合わせます。
- 3のボウルに1の温めた牛乳を少しずつ加え混ぜ合わせ、それをなべに戻し加熱していきます。
- 固まってきたら火から下ろし、バットに移して急速に冷却していきます。
<Point>
菌の増加が抑えられるようにラップをした上から保冷剤を置くことをお勧めします。 - 生クリームを泡立てます。
ボウルに生クリームを加え、そこに砂糖20gを少量ずつ加えながら、泡だて器で混ぜ合わせます。 - カスタードクリームを泡だて器でほぐし、生クリームと混ぜ合わせます。
ここで混ぜすぎるとクリームが緩くなってしまうので、混ぜすぎに注意してください。 - シュー生地の底にはしで穴をあけ、絞り袋に移したクリームを入れて、完成です
1日推奨量に対する割合と栄養素量
主要栄養素
<1日推奨量に対する割合>
<栄養素量>
ミネラル
<1日推奨量に対する割合>
<栄養素量>
ビタミン
<1日推奨量に対する割合>
<栄養素量>
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ナイアシン | ビタミンB6 | ビオチン | ビタミンB12 |
121.7μg | 0.05mg | 0.13mg | 0.20mg | 0.05mg | 7.03μg | 0.40μg |
ビタミンC | ビタミンD | ビタミンE | ビタミンK | 葉酸 | パントテン酸 | |
0.23mg | 1.17μg | 1.80mg | 6.70μg | 16.95μg | 0.62mg |
※注意
必要な栄養素の推奨量は、年齢や性別、活動量などによって変わります。
そのため、1人ひとり目指すべき栄養素量が異なります。
ここでの推奨量は大まかな平均値を用いて算出しています。さらに調理方法によっても増減しますので、参考値程度にとどめていただけますと幸いです。
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
さいごに
いかがだったでしょうか!
シュークリームはどうしても膨らみが足りなかったり、形がいびつになったりとなかなか難しいですよね…。今回レシピを書いてるだけでも押さえるポイントが非常に多いと改めて実感しました。
ぜひ試してみて下さい!
以上参考になったらうれしいです。ありがとうございました。
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