クッキーシュークリームの作り方と栄養素

お菓子

クッキーシュークリームのレシピと栄養素を徹底解説

今回はクッキーシュークリームのレシピを紹介します。

1人当たりのカロリーはもちろん、その他主要栄養素、ミネラル類、ビタミン類の量も計算しています。1日分の推奨量に対する割合も載せていますが、こちらは人によって違うのでご参考程度に。

主な食材とその代表的な栄養素

主な食材

卵には身体に必要な必須アミノ酸を多く含む良質なタンパク質が豊富です。

また、卵黄には脂溶性ビタミンのビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKが豊富に含まれています。その他、ミネラルも豊富です。卵白はビタミンB2カルシウムを多く含みます。

代表的な栄養素

ビタミンA

ビタミンAには、目や皮膚の粘膜の健康を維持するはたらきがあります。

また、薄暗いところでの視力を保つ作用もあるため、目の健康維持には欠かせない栄養素です。

一方で通常の食事ではほとんど起こりませんが、サプリメントや特に多く含むレバーを過剰に摂取すると、過剰症で健康に良くないので注意が必要な栄養素です。

材料(6個分)

【クッキー生地】

  • 無塩バター …30g
  • (A)薄力粉 …15g
  • (A)強力粉 …15g
  • (A)砂糖 …10g

【シュー生地】

  • (B)無塩バター …40g
  • (B)牛乳 …40ml
  • (B)水 …40ml
  • (B)塩 …1g
  • 薄力粉 …20g
  • 強力粉 …20g
  • 卵 …1.5個

【クリーム】

  • (C)卵黄 …1個
  • (C)薄力粉 …大さじ1
  • (C)砂糖 …10g
  • 牛乳 …100ml
  • 生クリーム …50ml
  • 砂糖 …10g

レシピ

  1. 【クッキー生地】
    無塩バターを室温に戻し、(A)を振るい入れ、ひとかたまりになるまでしっかり混ぜます。
  2. ラップで包み、冷蔵庫で保管します。
  3. 5mm程度に伸ばし、円形型で型取り、使うまで冷凍庫で保管します。
    (体温等で溶けやすくなっているため、定期的に冷やしながら進めます)
  4. 【シュー生地】
    オーブン220℃に予熱します。
  5. 溶き卵を40℃程度のお湯で湯煎しておきます。
  6. ステンレス鍋に(B)を加え、バターが溶けるまで加熱します。
  7. 火を止め、薄力粉と強力粉を振るい入れ、混ぜます。
  8. 底に膜が張るまで中火で混ぜながら加熱します。(約1分)
  9. 卵を少しずつ混ぜ合わせます。
  10. 絞り袋に移し、直径4cm程度の円に高さが出るように天板に絞っていきます。
  11. 上からクッキー生地を乗せ220℃15分→190℃15分で焼きます。
  12. 【クリーム】
    鍋の中で(C)を加え混ぜ、牛乳を少しずつ加え混ぜ、加熱します。
  13. とろみがついたらバットに移し、冷凍庫で冷やします。
  14. 別ボウルに生クリームと砂糖を加え、泡だてます。
  15. カスタードクリームを生クリームに加え、泡立て器で混ぜ合わせます。
  16. シュー生地にクリームを挿入して完成です。

1日推奨量に対する割合と栄養素量

主要栄養素

<1日推奨量に対する割合>

<栄養素量>

エネルギーたんぱく質脂質糖質炭水化物食塩相当量
221kcal3.9g15.2g16.4g16.7g0.25g

ミネラル

<1日推奨量に対する割合>

<栄養素量>

カリウムカルシウムマグネシウムリン亜鉛ヨウ素
76.1mg44.4mg6.9mg77.7mg0.48mg0.45mg12.47μg

ビタミン

<1日推奨量に対する割合>

<栄養素量>

ビタミンAビタミンB1ビタミンB2ナイアシンビタミンB6ビオチンビタミンB12
152.2μg0.03mg0.12mg0.13mg0.03mg5.87μg0.35μg
ビタミンCビタミンDビタミンEビタミンK葉酸パントテン酸
0.23mg1.03μg0.87mg6.48μg13.98μg0.50mg

※注意※

必要な栄養素の推奨量は、年齢や性別、活動量などによって変わります。
そのため、1人ひとり目指すべき栄養素量が異なります。

ここでの推奨量は大まかな平均値を用いて算出しています。さらに調理方法によっても増減しますので、参考値程度にとどめていただけますと幸いです。

参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

さいごに

いかがだったでしょうか。

生地をうまく膨らませるのが難しいシュークリームですが、以下の3点に気を付けてほしいです。

・温度管理
 オーブンの予熱や卵を湯煎しておくなど可能な限り高い温度を維持します。

・卵の量
 卵を入れすぎると生地が柔らかくなり、膨らまない原因になります

・粉類の固化
 ステンレス鍋で膜ができるまで加熱します。中火で1分間が目安です。
 固化は不足もやりすぎも、膨らまない原因になります。

以上参考になったら嬉しいです。
ぜひ試してみてください。ありがとうございました。

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